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第33回全日本大学ホッケー王座決定戦 優勝! 投稿者:山口修一郎 投稿日:2014/07/02(Wed) 16:09 No.1689
第33回全日本大学ホッケー王座決定戦 優勝!

6月27日〜7月1日、京都柊野、奈良親里 両ホッケー場で開催された全日本大学ホッケー王座決定戦 に優勝しました!
決勝までのスコアは、準々決勝 対 駿河大学 1−1 SO戦 4対2、
準決勝  対 明治大学 2−1 
決勝    対 天理大学 2−2 SO戦 1−1 サドンデス1−0 でした。

今大会は、4回生の山田一輝、藤原 泉、3回生の津田 稜大等主力を欠き、例年に無く、準々決勝から駿河大にSO戦に陥る等、ディフェンディングチャンピオンらしからぬ危ういホッケーを展開していた上に、決勝戦では守護神たる主将の吉田勇作が就職試験の為に不在の中での勝利であっただけに、部員達の喜び様は、今迄に見た事の無い様な様相でした。

準々決勝、準決勝の試合をフルで見た私は、いかに主力が全員揃っていないにせよ、あまりのふがいなさにあきれかえり、このままでは天理との決勝戦はワンサイドでやられると思い、「プレスも、DFもいちいちぬるいから、明日はもっと開き直って、必死になってやれ!」と激を飛ばしました。1列と2列、3列が連動していなくて、全員攻撃、全員守備の基本が崩れていたからです。

選手達は本当に良く頑張りました。 常にリードを許す厳しい試合展開の中で、1対0から、1対1、2対1から2対2としぶとく追いつき、両チーム共にあった好機にも、GKのファインセーブで、両チームが凌ぐ、激戦になりました。 延長戦に突入すると、それまで、1試合を通じて走りに走り、頭部に相手のヒットボールを食らってもまだ走っていた田中世蓮が倒れ込み、タンカで運ばれると、その直後には世蓮とエース同志のマッチアップをしていた、天理大学の星 卓も足がつり、ピッチ外に運び出される様な消耗戦になりました。

SO戦になると、GKは元気なのに比べて、両チームのフィールドプレイヤー達はへとへとに疲れているので、足の踏ん張りが利かずに、悉くGKにセーブされ、5名双方の1順が終わった所で、1対1の同点。 攻守の先行、後攻が変わるサドンデスの一人目をこの決勝の舞台で、ファインセーブを連発していた前田貴大が止めると、SO戦に蘇った田中世蓮が、この日85分の激闘の中で、初めてめぐってきた勝機を、渾身の「くるりんぱ」を決めて、勝利をものにしました。

王座優勝は2年連続、5度目ですが、今年の優勝は格別です。
7人いる4回生達のうち、3人が欠け、4人になった4回生達はここまで来るのに様々な苦しい思いをしてきただけに、喜びもひとしおだったと思います。 最後迄、死に物狂いで頑張った彼等を褒めてやりたいと思います。

(写真は、SO戦サドンデスのファイナルショットを決めた田中世蓮に駆け寄る選手達。 勝利を決めた4回生達は、この後、大泣きしました。) 





添付:1689.jpg (181KB)

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