立命館大学校友会報 2019 OCTOBER

立命館大学校友会報

りつめい No.278
100周年記念 オール立命館 校友大会 直前号
校友会設立100周年応援隊長 元プロ野球選手

古田敦也さん
つながる
ひろがる
校友会

学生の活躍 「第38回全日本大学ホッケー王座決定戦」15年ぶりに優勝!

ホッケー女子

7月7日、大阪いばらきキャンパスで「第38回全日本大学ホッケー王座決定戦」が行われ、ホッケー部(女子)が山梨学院大学に勝利し、2004年以来、巧年ぶりの優勝を果たしました。
試合は、立命館大学が第1クォーターから果敢にゴールを狙うも、相手の固いディフェンスに阻まれ、0対0と白熱した試合が続さましたが、第3クォーターに日本代表の浦田果菜選手(政策3)のゴールで先制。その1点を守りきり、勝利を手にしました。

クラブ・サークル等学生団体の紹介
ClubxCircle

15年ぶりに大学ホッケー王座決定戦の頂点に立ったホッケー部(女子)。スローガン「Think,Create and Love to Win」のもと、優勝までの道のりを主将の沼田紗綾選手(産社4)に聞きました。
 

王座決定戦に向けてチームとして取り組んだことは?

当初から、準決勝で対戦する可能性が高かった東海学院大学戦が山場だと考えていました。王座決定戦までの1ヵ月間、「打倒東海!」と、みんなで言い続けて、東海学院大学を意識した練習に取り組んできました。特に4回生が中心となりチームを引っ張り、まとまった練習ができました。

プレッシャーや不安は?

プレッシャーに押しつぶされるというよりは、やるしかないと思っていました。4回生が弱気になるとチームにも影響すると思っていたので、4回生が頑張る姿を後輩たちに見せ、[絶対勝つ!]とみんなで言い続けました。
 

 決勝進出が決まった時の気持ちは?

 準決勝の東海学院大学に対しては、ここ最近先制点を取られたことはなかったのですが、今大会は初めて先制される試合展開でした。いつもなら、そこからチームの雰囲気が悪くなってしまいますが、王座決定戦では[1点取られたけど、それがなんだ]という感じで、チーム全員の勝ちたい思いが前面に出た印象です。
 
 東海学院大学に勝利し、私は、この1ヵ月頑張ってきてよかったと報われた気でいましたが、チームはすぐに気持ちを切り替えて、あと1勝しないと日本一じゃないという雰囲気になりました。私は甘かったなと思ったと同時に、にのチームすごいな。
 みんな日本一になりたい気持ちが強いな」と感じた瞬間でした。

決勝戦の雰囲気は?

 決勝戦は、みんな楽しみでしょうがないという感じで、準決勝のほうが緊張したという選手が多かったで丸対戦相手の山梨学院大学は、4年間で1回しか勝ったことがない相手でしたが、私たちが恐れることはまったくありませんでした。また、会場も満員の観客で応援も力になり、明るい雰囲気で挑むことができました。

決勝戦はどんなことを考えていましたか?

 自分たちが得点できそうな場面や、相手が得点しそうな場面も数多くあり、パラパラする展開でした。決勝の舞台で試合ができることが楽しくて、1点先制してからは、早く終わってほしい気持ちの半面、もう少し試合をしていたい気持ちもありました。苦しいという思いより、楽しいという思いのほうが強かったと思います。

優勝が決まってどうでしたか? 

 このチームで優勝できてよかったと一番に思いました。私は2017年(第39回女子全日本学生ホッケー選手権大会)も優勝を経験していたので、後輩たちにも日本一を経験してほしいという思いもありました。
 

秋シーズンに向けての意気込みは?

 王座決定戦は、シーズン目標の一つであり、達成できてよかったで丸次はインカレで、もう1度大学日本一を目指せるので、大学二冠を狙いたいです。
 
第68回男子・第41回女子全日本学生ホッケー選手権大会
2019年10月23日(水)~10月27日(日)大井ホッケー競技場他

 立命館大学校友会は、2018年に策定された校友会活動ビジョン”に基づき、自らのボーダーを超え、ヂヤしンジする学生・校友を応援すること、また、母校の価値向上に寄与することを目的として活動しています。

 2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの出場やメダル獲得を目指し、学生一校友のスポーツ選手の皆さんが日々、切磋琢磨しています。

 そんな選手たちを応援したいという思いから、このたびオリンピック・パラリンピック出場を目指す学生・校友への激励金を新設しました。
 
名称 オリンピック・パラリンピック出場を目指す学生・校友への立命館大学校友会激励金
対象 立命館大学の学生・校友の選手 支給額 1人あたり20万円

●支給対象選手(敬称略)
〈オリンピック〉

 
ホッケー(男子)

田中健太(校友’13産社)田中世蓮(校友’15産社)
大橋雅貴(校友’16法)渡辺晃大(校友’19経営)
加藤凌聖(学生 経営4)藤島来葵(学生 経営2)

 
ホッケー(女子)

内藤夏紀(校友’14文)一谷奈歩(校友’16産社)
浦田果菜(学生 政策3)

2019年8月4日と7日、大阪いばらきキャンパスの立命館OICフィールドで「いばらきホッケー国際親善試合」が行われました。
 
これは、東京2020オリンピック競技大会に向けてホッケー競技の事前キャンプ地として、茨木市がオーストラリアとホストタウンの提携を結び、立命館大学が立命館OICフィールドを提供したことによって実現したものです。
 

 4日はホストタウンマッチでいばらき選抜が男子オーストラリア代表、7日はテストマッチで男子日本代表と男子オーストラリア代表が対戦しました。
 両試合とも世界ランキング1位のオーストラリア代表を相手に奮戦するも、4日は1対7で、7日は0対3の結果で敗れました。
 
選手たちにとって世界ランキングトップのオーストラリアと戦えたことは、チームや選手個人にとっても、力を試す大事な機会となりました。
 
※立命館大学ホッケー部(男子)の学生8名を主体に、部のOBで男子日本代表の5名と元代表候補の5名を加えて結成されたドリームチームを結成。

ホッケー(男子/女子)の激励金対象選手


田中健太選手(校友'13産社)
①フォワード②滋賀県③HGC HC(オランダ)
田中世蓮選手(校友'15産社)
①ミッドフィールダー②島根県③岐阜朝日クラブ
大橋雅貴選手(校友'16法)
①ディフェンダー②栃木県③LIEBE栃木
渡辺晃大選手(校友'19経営)
①フォワード②福井県③福井クラブ
加藤凌聖選手(学生経営4)
①フォワード②富山県③立命館ホリーズ
藤島来葵選手(学生経営2)
①ディフェンダー②埼玉県③立命館ホリーズ

 
内藤夏紀選手(校友'14文)
①ディフェンダー ②岐阜県③ソニーHC BRAVIA Ladies
一谷奈歩選手(校友'16産社)
①ミッドフィールダー②京都府③ソニーHCBRAVIA Ladies
浦田果菜選手(学生政策3)
①ディフェンダー ②大阪府③立命館ホリーズ